04982-171217 control+kをcontrol+yでペイスト
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Macでタイピングするとき、cotrolキーを使ったカーソル操作、変換操作などを多用します。基本的にEmacs(UNIXのエディタ)に準拠していてわかりやすい。
カーソル移動操作
control+f ── カーソルを次に(右に)移動(forwardのf)
control+b ── カーソルをうしろに(左に)移動(backwardのb)
control+n ── カーソルを次の行に移動(nextのn)
control+p ── カーソルを前の(上の)行に移動(previousのp)
control+a ── カーソルを段落先頭に移動(alphaのa)
control+e ── カーソルを段落末尾に移動(endのe)
control+d ── カーソルの次の(右の)文字を削除
control+h ── カーソルのひとつ前の(左の)文字を削除(つまりdeleteキーと同じ)
control+k ── カーソル以降段落末尾までの文字列を削除(killのk)
control+y ── control+kでkillした文字列をペイスト(yankのy)
日本語入力の変換操作
control+n ── 変換=次の候補を出す(nextのn)
control+p ── 変換=ひとつ前の候補を出す(previousのp)
control+f ── 注目文節を右に移動(forwardのf)
control+sまたはb ── 注目文節を左に移動(backwardのb)
control+o ── 注目文節を伸ばす(たぶんoutのo)
control+i ── 注目文節を縮める(たぶんinのi)
control+j ── ひらがなに変換
control+k ── カタカナに変換
control+l ── 全角英数に変換
control+; ── 半角英数に変換
control+m ── 確定(returnキーと同じ)
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このうちのcontrol+k。カーソル位置から段落末尾までの文字列を「削除」するコマンドだと思って使っておりました。ところがtwitterの情報によると、control+kのあと、control+yをすると、その「削除」した文字列がペイストされる、とのこと。
試しました。確かに!!
調べたところ、Emacs標準の操作であり、kはkill(消す)、yはyank(引っ張る)の意味。commandキーを使う「copy」「paste」とは別の領域(kill-ring)に保持されるらしい。なるほど。
さらに、control+kを連続打鍵してからcontrol+yすると、連続してkillしたline(行)が一挙にyank(ペイスト)されることも教わりました。
Macのタイピングは、Aキーの左隣にあるcontrolキーの使い方がキーポイントです。
〈写真は、吉祥寺ハモニカ横丁「立ち呑みばっかす」のおつまみをRICOH GR IIで撮影したもの〉 https://flic.kr/p/CZ7JsF https://farm5.staticflickr.com/4588/24275197427_7188bae6bc_k.jpg